シマアオジ

“自然がいっぱいの北海道”しかし!!今やたくさんの生き物たちが“絶滅危惧種”になってしまっているのを知っていますか!?

植物や海の生き物など、色々な場所で必死に生きている・・・。今後もずっと守っていきたい大切な一つの命。

たくさんいる中で、今回、私が注目したのは「シマアオジ」という野鳥。 「シマアオジ」は、お腹の辺りが綺麗な“黄色”で、とっても可愛らしい綺麗な鳥なんですよ~^^

元々は“ユーラシア大陸”で見られていた鳥だったのですが、その数は見る見るうちに激減してしまいました。 何故激減してしまったのか・・・原因は、私たち人間が“開発”によって、この鳥たちの居場所を奪い取ってしまったからなんです。

開発ももちろん、人が住みやすい街にするためにしたことなのですが、鳥たち生き物のことは全く考えていませんよね・・・。 更に、中国にいたっては「シマアオジ」を食用にしているんだとか・・・!!本当に酷い話です。

1980~2003年の間に、地球上の生息数90%も激減しています。もう本当に数える程しか生息していない“貴重な存在”

きっと「シマアオジ」と聞いても「見たことも聞いたこともない」という人がほとんどなハズ!!

全長は15㎝、体重は20g程の小さな野鳥。例えるなら“スズメ”のような背格好です。少し前、日本でも“青森県”や“秋田県”に“繁殖例”があったのですが、今では“北海道の草原”にだけ繁殖しているといっても過言ではないぐらいに貴重化されています。

彼らは中国や東南アジアで越冬し、主な繁殖地はユーラシア大陸北東や極東ロシア等ですが、日本では北海道が唯一の繁殖地。

また同じホオジロの仲間に“アオジ”といって、実は“スズメ並”に数が多い野鳥がいるのですが、その“アオジ”に模様が付いているから“シマアオジ”というのではないので、ご注意を^^!!

北海道で見られる有名な鳥といえば、シマフクロウやクマゲラなどがいますが、この“シマアオジ”も“北海道を代表する野鳥”と いえるでしょう^^!!

せっかく“北海道を代表できる野鳥”といわれているのに、1999年“環境庁から同種は準絶滅危惧種の1つ”に指定され、更に2006年には“絶滅危惧IA類”に・・・。 先程、紹介したように、中国で“食用化”されているのも問題ですが、北海道の生息環境の変化も大問題なのです。

「シマアオジ」は“何処でも住める鳥”ではないので、この可愛らしい姿を守るために、私たちにできることを少しでも実行できれば“何か”変わるかもしれません。

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