Archive for 8月, 2015

絶滅危惧種・水中編

北海道には、残念ながら既に絶滅してしまった生き物や絶滅の危機にさらされているものたちが意外にもたくさんいるんですよ~。その原因も様々ですが、年々過酷になっている地球温暖化や汚染されているのが大きな原因となっています。
今まで当たり前に生きていた、生物たちがいなくなるということは、その分困ってしまう生き物たちがいるということ。。。
今後どのようになっていくのか、考えてみると恐いんですよ!!

絶滅危惧種も、動物から植物までたくさんあるのですが、今回はその中でも、水の中の生き物たちを紹介したいと思います。

まずは、世界三大珍味でも有名な“キャビア”でお馴染みの「チョウザメ」
元々北海道にいたチョウザメは、「ミカドチョウザメ」と「ダウリアチョウザメ」の2種とされているのですが、現在では、絶滅したのではないかといわれて噂になっているんですよ(^^;この生き物は、とても長生きをすることで有名!!
なんと最高年齢は153歳とも言われているんだそう。。。凄いですよね!!人間よりも遥かに長い年数生きているものもいるだなんて。。。そして、大きいもので体長8m・体重2tにもなるんだそう。

絶滅したのでは?と言われてはいますが、稀に今でも沿岸や河口付近で捕獲されることがあるので、安心してくださいね^^
急激な数の減少の原因は、やはり河畔林の減少や河川環境らしいです。少しでも綺麗な状態を保っていないと、いずれ絶滅してしまう日が来ると思うと、悲しくなりますよね。。。そうなるとキャビアは、さらに貴重な食べ物となることでしょう。

次に「エゾホトケドジョウ」
全長は7㎝と小柄な生き物。体の形や口・ひげ・しっぽなどが「ホトケドジョウ」によく似ているのも特徴の一つ。
体の色は、黄褐色または青褐色で、小さな暗色点がたくさんあります。オスは大人になっても5~6㎝ほどにしかならないのに比べて、メスは、全長10㎝程になるものもいるんだそうですよ~^^見た目的にも地味な生き物ながら、よく見てみると可愛らしいんです^^このような生き物たちの為にも、海の中の汚染を食い止めなければいけないと、改めて考えさせられます!!

最後に「シロウオ」
名前はシロウオなのですが、実際見てみるとほぼ綺麗な透明なんですよ~^^うきぶくろや脊椎なども透けて見える程!!
全長は5㎝程で群れで泳いでいる姿がなんとも可愛らしい生き物です。死んでしまうと透明だった体は白く濁って体内の構造が見えなくなるというのも特徴的。オス・メスの区別も、腹部に黒い点が1列に並ぶのがメスなので、わかりやすいんですよ~。

このようなかけがえのない生き物たちを守るために、少しでも環境を良くしていかなければ、私たちの生活にも今後大きな影響が出てくることでしょう。